■概要
少子化が叫ばれる中、意外にもベビー市場が伸びています。2015年には約101万人であった出生数が2021年には84万人まで落ち込んだ一方で、ベビーフード市場は244億円から310億円と1.27倍に拡大しました（※1,2）。更にベビーテックと呼ばれる領域が誕生し、2021年はベビーテック元年と位置付けられるなど、ベビー市場はホットな領域であるといえます。

こうした市場の伸びの背景には、女性の就業率の上昇、子育てと親の介護が重なるダブルケアの増加、健康意識の高まりなど様々な要因があります。また企業側も簡便で栄養機能に優れたベビーフードを開発したり、大手企業がベビーテック分野に進出したりしています。本レポートでは、ベビー市場の伸長の背景から大手企業を中心とした企業の取り組みに関して解説します。

※1.厚生労働省『人口動態統計』
※2.日本ベビーフード協議会『ベビーフード生産統計』

■レポートの目次
1. 拡大するベビー用品市場
　1-1. 少子化が加速する一方、ベビー用品に関する市場規模は拡大傾向
　1-2. コロナ禍で追い風！「ベビーフード市場」
　1-3. ベビーフード市場における新たな需要とは？

2. いま世界中で大注目されている「ベビーテック」とは？
　2-1. 新たなマーケット「ベビーテック」
　2-2. 日本でも注目されている理由と今後の展望

■入手方法
①お申し込みフォームにて、必要な情報をご入力ください。
②登録後、入力いただいたメールアドレス宛に、ダウンロードURLが送信されます。