―浄水器「トレビーノ」の技術が生かされた「トレシャワー」。まずはトレシャワー誕生に至った背景を教えてください。
山中さん： 私たちが使う水道水は、家庭まで安全に届けられるよう、消毒用の塩素を水道水中に一定量を保つことが義務づけられています。 塩素自体は安全な物質ですが、髪や肌を構成するタンパク質を酸化させる原因になってしまうことがあります。 枝毛や切れ毛、ふけ、かゆみを引き起こしたり、敏感肌やアトピー性皮膚炎を誘発しやすくなるといわれています。 「トレビーノ」の浄水技術を生かし、 カートリッジで残留塩素を除去、肌や髪などの悩みがある方の一助になればと開発 されたのが、トレシャワーです。1日80リットルの使用で約5か月使用（カートリッジの交換目安）できます。

薬機法による広告表現の規制、新商品発売を機に導入

―「AskDoctors評価サービス」の利用を検討いただいたのはそんな背景からですか？
山中さん： 認知度向上という目的もありますが、トレシャワーの新商品発売というタイミングがあり、拡販のために活用したいと考えました。手前味噌ながら、トレシャワー発売開始から約20年の間、商品に対する高い評価を、数多くのお客さまからいただいています。 ただし、広告において、トレシャワーの「効果・効能」を販促物の表現に使用することはできません。「薬機法」（医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律）によって制限されているからです。拡販のための動機付けとして、このトレシャワーの効果をわかりやすく伝える何か、“惹きになる要素”が必要だと考えていました。 そこで、AskDoctors評価サービスを検討しました。第三者の、しかも医師による客観的な評価は、トレシャワーの効果・効能の裏付けとなってくれることを期待していました。

―機能性や効果、効能を客観的に伝える難しさ。これは、機能性商品を扱うご担当者に共通した課題ですね。
山中さん： メーカーが行う広告などに対し、「都合のいいことだけを並べているだけなんじゃないか」と、シビアな目で見ていらっしゃるお客さまもいます。そんな時に、医師が客観的な目で見て、推薦する・しないを判断していただけているというこの評価サービスが生きてきます。 もちろん、その機能に関する確かなデータがあった上での話ですが。機能に自信はあるけど、「効果・効能」の具体的な表現が難しい商品を扱っている方なら、「医師推奨」という形で表現できる可能性のある、この評価サービスを検討してみるのもいいかもしれませんね。